今年も、仕事始めのこの日、赤坂・氷川神社のご祈祷をうけて。
ちょっと境内の絵馬をのぞけば。
「氷川きよしさんの活躍を祈ります」 長野・誰々
「氷川きよしに、レコード大賞を!」 大阪・誰々
全国から! ファンは、ありがたいなあ。
彼の芸名は、この地、この神社に由来する、ということで。
ほかに面白かったのは・・・
「世界に平和を」
ちょっと、感動しました。
それで、思い出したのです。
小学低学年の、新しいクラスのはじまりで。
担任の星川先生がいいました。
「みんなの、しょうらいのゆめをきかせて」
みんな、手を挙げて、いろいろいうなかで。
先生は、挑発するようにいったのです。
「おおきければ、おおきいほどいいのよ、ゆめは。
もっと、いちばん、おおきなことをかんがえて!」
それで・・・私は、手を挙げました。
「はい! うちゅうのしはいしゃ!」
いまだって、これより「おおきな」ことばは思い当たりません。
その、後日談。
それが、ちょっとした話題になって・・・
母も祖母も、なんだか心配したらしい。
この子の「しょうらい」を。
心配しなくて、いいのに。
あれは、つまり、「言語ゲーム」だったのだから。