事務所の、PowerPC 時代の iMac が傷み、現行機( OS LION )に移行して。
ついに、長年親しんだワープロソフト「EGWARD」が使用不能になりました。
つまり、十数年にわたる仕事のアーカイブが、もうひらけなくなった。
旧式機をどこかに、たいせつにとっておくしかない・・・
これはいったい、ほんとうに「進化」なんだろうか?
たとえば、石(に描かれた絵)というデバイスなら、1万年だってもつ。
紙(に書かれた文字)というデバイスなら、千年を越えて読める。
なのに、この、電子(で書かれた文書)というデバイスは・・・どうなるの?
仕事の相棒を
紙からパソコン( Mac )に
変えたのは
こんな( Parforma )時代。
1990年代の後半。
当時は、1年分の仕事が「フロッピー」1枚に保存できる!
と感激したものですが・・・
もはや「フロッピー」も、そして「EGWARD」も、死語になりました。
そして。
ワープロソフトひとつとっても、ビル・ゲイツの「WORD」より
Mac の精神をもちつつ、日本語をちゃんとしゃべる「EGWARD」のほうが
操作性においても美的センスにおいても格段に優れてると、いまでも思います。
やっぱり「OFFICE」は、その名のとおりの「ビジネスマン」だった。
ビジネスのほうが、勝ってしまうんだなあ。
ああ、さらば、スティーブ・ジョブス!