1968年発売というから、50年、半世紀も経つのか。 当時の大ファンだった、消費者、視聴者として。 そしていま、コピーライター、CM制作者として。 ♪ それにつけても おやつはカール これは、空前絶後の、すごいコピーだと思う。 当時、コマーシャルの「コピー」の多くは、演出家がつくっていた。 そして、名キャラクター、名コマソン、揺るがぬ世界観。 このコマーシャルの企画も、演出も、そしてコマソンも。 その名曲「いいもんだなあ 故郷は」の作詞者も。 CM界の巨匠、高杉治朗さんでした。 あの、サントリーローヤル「ランボー編」の演出も。 カールおじさん、生みの親は、ひこねのりおさん。 高杉治朗さんとは、東京藝大同窓の、名コンビ。 「エンディングまで、泣くんじゃない。」 MOTHERのCMの企画・演出も、治朗さんでした。
ワンクールで終わってしまうCMや
一度きりしか流れないCMがある中で、
半世紀も流れているCMがあることに驚きました。