おそらく小学の3,4年頃とか、記憶の彼方の話なのだけれど。 おそらく図書館で借りた「少年探偵団」あたりがきっかけだったか。 「江戸川乱歩」の名前は「エドガー・アラン・ポー」のもじりなのだ という話を母から聞かされ、とても感銘を受けた・・・というより 子どもごころにも「面白い!」と思ったから、憶えているのだろう。 それだけじゃなかった。 「二葉亭四迷」というひとは、父親から「くたばってしめえ」と罵られ、 それは文学(作家)なんて役立たずの道を選んだから、という話も。 (後に知ったのだが、これは俗説だそうだ) ちなみに、高校生になって、渋女高の文学少女たち(母の後輩たち)に エドガーやアランが出てくる「ポーの一族」(萩尾望都)を読むよう 勧められ、衝撃を受けて、感想文を書き送ったことも思い出す。 大学で文学を学びたいと言っても、反対されることはなかったし それと語呂合わせが無縁でないことも、専攻する万葉集が教えてくれた。 かのディランだって、語呂合わせ、言葉遊びの、高級な天才と思う。 ダジャレじゃない、オシャレな眞木準さんのコピーを再評価しよう。 なんだか遊びがなく、ちょっと息苦しい、広告界のためにも。