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一倉 宏

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2016/01/04 (月)
ことばになりたい 2016
Tokyo Copywriters' Street、年頭の大役を、自作自演で。

どう頑張っても「シンガーソングライター」にはなれないんだなあ。
周囲からも諭され、自覚したのが、50代を過ぎてから。
せめて、朗読ならできると、機会あればマイクの前に立ってきた。
その評判は、わるくなかったと思う。
・・・すくなくとも「シンガー」のときのようには。
TCSの番組でもライブでも。町田町子の誘いで応じたDJナイトでも。
しごとの、CMで仮編集の仮ナレーションを買って出ることもある。
名だたる演出家たちが「いいですねえ、このまま使える!」といってくれる。
ひそかに「ナレーターソングライター」の旗揚げを狙っている。

さて、今回の自作自演の出来映えは?
中山佐知子さんが率直に、冷静に紹介してくれています。

http://www.01-radio.com/tcs/archives/28001

なるほど! 演技、してしまったか!
打ち上げのすき焼き宴会では、名優西尾まりや清水理沙ちゃんに向かって
「いいナレーションってさ、演技ではなく、テキストに内在する感情を
表現するものだと思うんだよね〜」みたいなことまで言ったのに。
お恥ずかしい。・・・いわゆる、すけべごころが滑りでたかも。
いまとなれば、原稿そのものも、やや低めに狙いすぎたかも。

反省しつつ、これを糧としつつ。
コピーはもちろん、作詞・詩作も。そしてナレーションも諦めず。
2016年も、愛してやまない「ことば」のあれこれに打ち込みます。

なお、興味のある方がいらっしゃれば・・・過去の朗読作品は
同サイト内「ナレーターで探す」により、お聴きいただけますので。




  1. 生田直美 より:

    先生にとって
    詩を書くことと
    文章を書くことと
    コピーを書くことの
    決定的な違いというのは
    何でしょうか。

    そんなことも自覚せずに。。
    と、自分でもタビタビ思いながら
    そこがどうしてもうまくできなくて
    モヤモヤが消えません。

  2. admin より:

    生田さんへ。

    私にとって、決定的な違いはありません。
    ただ、その都度「相手が違う」ということでしょうか。
    広告の場合は、それを「ターゲット」と呼んだりしますが。
    作詞も寄稿文なども、相手に届けと思うばかりです。
    すべて、相手のいるコミュニケーションと考えます。

    「届く回路を見つける」
    それが「ことばの表現」だと思います。

    >> 一倉

  3. 生田直美 より:

    どうもありがとうございます。

    届く回路を見つけることが表現。

    向き合い方に
    少し勘違いをしているところがありました。

    ありがとうございます。

    生田