Ustream でのこのライブ中継が昨夜、再放送されました。
出演者は(CM音楽に関わる)ベテランアーチストたち。
Let’s go Japan ~ 東日本大震災支援LIVE ~
栗コーダーカルテット 中塚武 澤田かおり 永野亮
ERIC ZAY 井上鑑 Balanca 福原徹 木村弓 ほか。
中川俊郎さんもピアノで参加しています。
そして織田哲郞さんのアンプラグドメドレー。
おとなたちの、静かに熱い名演ぞろいでした。
私の作詞曲もいくつか入れていただいています。
木村弓「あなたのいる庭」は、ある介護施設のための曲。
アリナミンのCM曲「あなたのうた」は
織田哲郞さんによるセルフカバー、本邦初公開です。
あらためて・・・木村弓さん歌う「いつも何度でも」に涙しました。
いわずと知れたジブリ映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲。
いま、この覚和歌子さんの詞がほんとうに胸にしみます。
普遍性 = Catholic とは、こういうことだと思います。
さすが、詩人のしごとです!
繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける
戦争後と、震災、原発事故後の風景が重なって。
閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される
あの映画で聴いたときは、こんな事態なんて想像もしなかった。
これこそ、詩の、文学の(村上春樹さんいうところの「カナリヤ」的)
役割でしょう。この先見性、そして普遍性こそ。