福島東、郡山、郡山東、喜多方の県内四高校の合唱部は
5月28、29の両日、京都市で開催される「京都合唱
祭」に出演する。会津若松市で予定していた第11回ジ
ョイントコンサートが震災で中止になったことを受け、
京都府合唱連盟が招待した。
出演するのは四校の合唱部員合わせて約200人。ジョ
イントコンサートに向けて練習していた成果を披露。校
歌でエールを交換した後、単独や合同で奏でる。合同ス
テージでは、作曲家信長貴富さんがジョイントコンサー
トのために書き下ろした「こころよ うたえ」を初めて
披露する。菅野正美理事長は「合唱王国福島の1日も早
い復興のきっかけになれば」と話している。
「福島民報」より
過日、信長貴富さんよりお便りをいただき、拙著『ことばになりたい』から
合唱曲をつくりたいとの由、たいへん嬉しくお承けしました。
福島の高校合同合唱部による、その委嘱作品の初演が、震災で機会を失い、
京都のホールで公開された、というニュースです。
猪苗代湖ズのPV出演につづき、こんな縁も生まれるとは!
ちなみに、アンコールでは「鉄腕アトム」(谷川俊太郎 作詞)を歌ったと
いいます。これも信長さんの編曲だそうです。
ちいさな原子炉を心臓にしたアトムの、と言うのは、心ない揚げ足取り。
この名曲は、もちろん、21世紀への、未来への希望の歌でした。
そうだ アトム 油断をするな