手帳には、ときどき、意味不明な走り書きがある。
真夜中に(たいていはお酒を飲んだ最中)書き留めたひらめき。
きゅうり魚にはもってこいの日
地球の青さ あるいは 蒼さ
かなしみと湿度=海砂のこまかさ
ニュートンの謙虚さ
すごくいいことを書き留めたつもりだけど、ほとんど思い出せない。
いったい何がいいたかったのかを。・・・そんな、残念なメモが多い。
たぶん、すごくいい話、のはずなんだけど。
震災とことばと社会の構造
構造としてのウソ
科学はつねに途上にある
1年と1000年のあいだ
こういうのだと、ちょっとわかる。再現できる、気がする。
それなりに理屈、論理の糸がみえるから。
ことばはこども。あるいてゆける。
これは、もう、まったくわからない。
どんな意味だったのかを、自分がいちばん知りたいような・・・。