23(木)の NEWS ZERO を、どきどきしながら観ました。
歌詞の一部紹介、インタビューの構成で、斉藤和義を採りあげました。
短い時間ながら、扱われたテーマは深いものです。
最近のニュース番組中のトピックスとしては、出色の出来です。
言いたいことも言えないこの世の中
小さな声は今日も届かないまま
ウサギとカメ
あれもタブー これもタブー
それで何が変わってきたんだろう
おとな
アルバム『45 STONES』には、たしかに怒りのことばが多い。
でもそれは、本人が言っているように「この時期に歌をつくるなら自然と
そうなった、いつだって自分はそうやってきた」という変わらぬスタンス。
それは、レノンが「自分のことを歌っているだけ」( IMAGINE VIDEO版 )と
答えていたあの場面と、まったく重なって見えました。
アンカーは( 原発問題に対する意見はそれぞれ、でも )
「言いたいことを、誰でも言えるということがたいせつ」と
締めくくったように記憶します。
それが、このトピックのテーマでした。( 見直したぜ、日テレ!)
まるで小学生の社会科のような、民主主義の、きほんのきほん。
ちなみに「ウサギとカメ」のPVは、ほんとにすばらしい。
せつないね。まったくそのとおりだ、オレたち。