仙台在住の詩人、秋亜綺羅さんより
季刊『ココア共和国』vol.8を送っていただきました。
クマガイコウキさん(映像作家)の
「仮称松岩と四千万円とマッチ売りの少女と私たち」
それから、いがらしみきおさん(漫画家)の
「人は死ぬのを知りながら」
など、すばらしい!
宣伝します。これで¥525は、価値あり!
私たち日本人は、詩を「お金をはらって」読む習慣がないけど
(だから、日本に詩人という「職業」は存在しない・・・)
秋さんは奇特な「個人誌」というかたちでこれを発刊しています。
1曲 ¥200でダウンロードする時代。
詩をもっと「流通」させる方法はないのだろうか?
あの、名作『ぼのぼの』の、いがらしさんの書いた詩
「地震のこと」
ちょこっとだけ引用して、みなさんに「試読」していただきたく。
こんなに素直に「ああ、詩を読んだ」と思えたのは
ほんとうに、ひさしぶりのことです。
地震のことを地震に聞いた
なぜ起きたのか
地震は答えてくれない
しばらくしたら
でもキミは生きて行くんだよね
と言う
ボクは言った
まぁ、そうだけど
これを「歌」にたとえれば
後半の「サビ」のところの展開が・・・すごくいい!