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一倉 宏

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2010/02/19 (金)
twitter が にぎやかで

先週はあのひとも「はじめた」とメールをくれて
今週はあのひとが「やりませんか」とすすめてくれたけど。

どうなんでしょう。
私には似合わないというか、性に合わない気がします。
たぶん。やらないと思う。(…いまのところ。)

  
 携帯電話が発明されて メールが発明されて 人間たちは
 携帯電話の鳴らない メールの着信しない さみしさ を
 発明してしまったんだね すこしまえ 留守番電話が発明
 されて 用件のない日の さみしさ が発明されたように
 郵便さえ 手紙の届かない さみしさ の発明だったかも
 しれない だから むかしがよかった というのではなく
 こうして この駅で君と待ち合わせて いることが 僕は
 好きだ それはきっと 変わらない 誰だって… 

           「この駅で君と待ち合わせて」より



  1. 聖弥(SATOMI) より:

    こんばんは。はじめまして。

    ほぼ毎日のように、一倉さまのブログを拝見させていただいております。

    「この駅で君と待ち合わせて」を初めて拝読したとき、
    音のリズムがきれいで、音読したくなるような文章に惹かれました。
    生まれて初めて、ひと目ぼれ をしました。

    一倉さまの「ことば」に対するおもいは、いつも本当にお腹に染みます。

    遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。

  2. ichikura より:

    聖弥さん、ありがとう!
    私にとって、なによりうれしいほめことばです。

    「詩」も「詞」も「歌」も
    きっと起源はみな同じものだったに違いありません。

    topics でもご紹介しましたが
    きょうは朗読のライブイベントがあります。
    「よまれる」ことは「うたわれる」ことに、とても近いです。