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一倉 宏

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2010/03/07 (日)
斉藤和義のかっこよさ

3月5日の武道館ライブにいってきました。
・・・という日記的なことは書かないつもりの BLOG でしたが。
いやあ、あまりにかっこいいので。またまた惚れ直したので。

カメラマンの鋤田正義さんも一緒でした。
T-REX(マーク・ボラン)のあの有名な写真を撮り
デビッド・ボウイのあの有名なジャケット写真も撮り
写真集(&展)『 WHO SHOT ROCK’N ROLL? 』にも殿堂入りした
私の大好きな、素敵な ROCK おじさん、世界の SUKITA さん。
終演後に「どうしていままで出逢うチャンスがなかったんだろう」と呟く。
・・・でしょ、でしょ、でしょ。
「ライブ観たら、もう絶対、鋤田さん惚れますよ」って
あれほど言ったじゃありませんか。

今回は3時間、29曲の観ごたえ、聴きごたえ。
途中で「手がつっちゃった」というほどのギターも超絶かっこいい。
だけどやっぱり、私は彼の「詩」にもあらためて感動します。
かつて、私たちが青臭いガキの頃・・・
「日本語で ROCK は可能か?」なんて後向きな議論をしてた。
斉藤和義のうたはいつもこんなに詩的で、そして魂まるごと ROCK 。
そういえば、去年の大坂城ホールの「弾き語りライブ」も。
すべての曲をひとりで弾き語りなんて、やっぱり吟遊詩人だ。
これ、ことばを聴かせる気持ちと自信がなければ、できないと思う。
そして、アコギ1本でも ROCK!

かつて、勝手にライナーノーツ風文章を書いてプレゼントにしました。
昔々、ジョン・レノンのライナーノーツをあの池澤夏樹(!)さんが
書いていて、それにものすごくやられた記憶があったから。
ラジオのゲストに呼ばれ、その話をした後に書きあげて。
なんだか、もう一回書いてみたくなりました。
・・・いやいや、今度は伊坂幸太郎さんかな。( 私もそれ、読みたい!)