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一倉 宏

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2010/12/21 (火)
定着液をくぐったイメージたち

・・・というタイトルで、その昔(30才のとき)に
先輩のカメラマンの作品集に書いた「扉コピー」のひとつ。

  定着液については語るべきではない。終着駅
  についてもまた、語るべきではない。語るべ
  きではないことを語ったために、人はしばし
  ば悪い噂を立てられ、離婚されたりする。語
  るべきではないことを語らないために、イー
  ストマンという人はフィルムを発明した。

ずいぶん勝手なこと、書いていたなあ・・・。
そして、イーストマンのフィルムを使う人も少なくなってきた。

昨夜は、カメラマンの菅昌也さんを囲んで
たっぷりおしゃべりを聞きました。
(菅さんとは、サルのウォークマン、東京ガスの新聞広告など
 思えばとてもながいお付き合い。)

今年たくさん出稿された積水ハウスの新聞広告シリーズは
すべて菅さんのカメラで、かのイーストマンの発明した
「35mm銀塩(リバーサル!)フィルム」で撮影しています。