はじめてのクルマは６万円で譲ってもらった「カローラ1200SL」。
たぶん68年製くらいで、初期型カローラの派生バージョン。
1100ccだったエンジンの100ccボアアップ版で、ツインキャブ仕様。
「ツインカム」じゃなくて（どころか、まだＯＨＶのＫ型エンジン）
お弁当箱型のキャブレターが２つの「ツインキャブ」。

冗談みたいな話だけど・・・
はじめてスピード違反で捕まったとき（＠国道１６号）
ブルース・スプリングスティーン「 Born to run 」（ 邦題「明日なき暴走」）
のカセットをかけていました。

　僕がもしロックスターだったら
　絶対フェラーリには乗らない
　ロックスターにはフェラーリに乗るやつと
　死んでも乗らないやつがいる
　フェラーリにはロックスターが似合うが
　「ハングリーハート」は乗せられない
　乗せるのは今夜「乗りたがる」女たちだけだ

　　赤坂の路上で　アイドリングするハイヤー！
　　沖縄の海兵隊　いざとなりゃファイヤー！
　　・・・いったい　このクルマはどこへ向かうのか？

　正義をかざすネオコンの戦争屋どもは
　「ボーン・イン・ザ・ＵＳＡ」を流しながら
　リムジンを降りて演台に向かう
　貧困と格差を憎むその歌詞を知らずに使う
　あいつらはＡメロを無視してＢメロだけ歌う
　あいつらはいつもＢメロだけ歌う
　いつだって国家はBメロに僕らを乗せて

　　立ち上がれ　銃をとれ　国を守れ！
　　富を守れ　とくに　俺様たちの石油を守れ！
　　・・・いったい　この世界はどこへ向かうのか？