「西條八十童謡全集」大正13年新潮社版(復刻・ほるぷ出版)に
こんな作品を見つけました。
なんてチャーミングなんだろう、西條先生!
私の「ことばになりたい」というフレーズは、まるでこの詞からの
引用あるいは剽窃みたいじゃないですか・・・。
はがき
ポストの前へ立つたびに
僕ははがきになりたいな
こんなに痩せて青白い
弱いからだでありながら
母さんの字を背にしよひ
ひとりで海や山を越え
はるばる遠いアメリカの
恋し父さんに逢ひにゆく
おもへば強い 勇ましい
はがきに僕はなりたいな。
「童謡」というからには、曲として存在するのだろうと思います。
どなたか、ご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?
日本郵政さんのCMソングとしても、充分通用しそうです。
はじめてコメントを書かせていただきます。
大正13年に発売された本ですが、
どうしてこんなにも共感できる内容なのでしょうか。
その当時から、およそ100年の月日が過ぎ、
テクノロジーが進化し、
コミュニケーションのかたちが変化した現代でも、
まったく色あせないずに僕の心に届きました。
素敵な作品を紹介してくださって
ありがとうございました。
僕は、一倉さんの「ことばになりたい」ということばも
大好きです。
武井さん。
サンキューです。
三兄弟の次男、三男にも、よろしく。
ちなみに、私は男三兄弟の次男です。