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一倉 宏

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2009/12/21 (月)
「いろは歌」を現代的に

「いろはにほへと ちりぬるを」
もともとは、お習字用の「手習い歌」なんだそうですが。
なんといっても、古文、旧仮名遣いですし。
「色は匂へど 散りぬるを」
こどもたちには意味がわかんないでしょう。
内容は無常感漂う仏教的なもので、これでは理解がむずかしいはず。

新しい「手習い歌」をつくってみました。
46音の新仮名をぜんぶ使った、新「いろは歌」です。

  ねこ よむ
  いぬ ほえ
  とらたちは おせ
  わにや
  きりんも けつさすれ
  あひる へそなし
  ふくろう のまゆ
  かめをみて

「けつさすれ」のところは、教育的にいかがか?
という意見も、あるかもしれないけれど。
こどもたちには、きっとウケると思う。
イラストとか添えたら、かわいいでしょ。



  1. いざわ より:

    はじめまして、
    ずっと一倉さんのファンで、
    ブログ拝見させてもらってます。

    私自身も子供のころ、「イロハニホヘト」は、
    ちんぷんかんぷんな言葉の羅列だと思ってました。、
    高校時代にその真意を知り、日本語ってすごいと実感。

    そんな昔の時代にも、言葉を紡ぐ、教育者がいたと思うと、
    これもまた「をかし」です。

    私事ですが、最近友人に子供ができたので、
    この新「いろは歌」をすすめてみようと思います。

  2. ichikura より:

    ありがとうございます。
    どうぞ、おすすめください。
    こどもたちがどんな反応するか、楽しみです。