ショーン・タン
『遠い町から来た話』
岸本佐知子訳
河出書房新社より発刊。
幻想的な絵と短編ストーリーの
すばらしいビジュアル・ノベル。
原著に忠実に「手書き文字」を生かしたブックデザインも秀逸です。
一倉も「手書き」に協力、けっこう重要な部分で使われています。
ことば、詩、ファンタジー、絵本、イラスト、デザインに
関心のあるかたには、赤丸つきでおすすめします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11/1 の朝日新聞・夕刊「文芸/批評」ページに特集記事。
「普遍的なノスタルジー、できれば存在さえないような空想の
場所へのノスタルジーがあるといいと思って描いています。
自分で言っていて意味がよくわからないのですが、そんな
強い思いがあります」という、ショーン・タンのコメント。
・・・しびれます!