かねてよりひいきにしている作家に会う機会がある。 作家の本はほとんど持っていたため、 本棚からいちばんサインにふさわしい本を選ぶ。 「なすびのへそごま」という本か 「夜鷹の狩人」か、さんざん悩んで ナイアガラのワニの皮で 表紙がつくられている愛蔵版「ひょうたんぼっくい」にする。
サインをもらうときに、 なんでこれ、という顔をされる。