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坂本 和加

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2012/03/27 (火)
春へ。

ことしの春がとうとうやってきたので、たくさんこごとを言う。

いま3月の何日だと思ってるんだ。
いったいぜんたい、いままでどこで油を売っていたのか。
道草をくうにもほどがあるんじゃないか。
だいじな「春一番」までどっかに落としてくるなんて。
ことしの春は近年まれに見る、とんでもない、すっとこどっこいだ。
もしも会社員だったら、とっくにクビだ。
何はともあれ来たんだからいいじゃないなんて、
なあなあにするつもりなのか。君はいったい何様なのか。
みんなが知ってるいつもの春は、そんなんじゃなかった。
春はもっと誠実で、いいものなんだ。
ちょっとは反省の色をみせたらどうなんだ、おい!

春はのほほんとしていた。
春はどこまでも陽気であった。

それを見ていたら、どうだってよくなってしまった。だって春だから。