千夜一秒 45sec.
料理番組を見るのが好きだ。
つぎつぎと食材が形を変えていく、その様子。
何かと何かがミックスされて、別の何かに変化していく過程。
流れるように進む、その手際の良さも、きもちがいい。
(「チン」で割愛されるのは、とてもがっかりさせられる。
それから、ヘマをして笑いを取るようなアシスタントも!)
お腹が減っていれば、食べてみたいとやや思う。
けれど、たぶんやらない。やってみたいというのとも、ちがうから。
すべての「もの」には、作り方があるのだということを、
料理番組が証明してくれているようで、ただとても安心するんだ。