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坂本 和加

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2012/07/09 (月)
あの話なら、もう3回以上は読んだ。

『それでも3月はまた』というタイトルの
それぞれの作家が執筆する短編オムニバス本に収録されていた
明川哲也さんの話「箱の話」がとてもよくて、くり返し読んでいる。

ストーリーもすぐれているし、
ハム発(ハムスター発電)のことととか、
いちいち、うんといいのです。

明川哲也さんといえば、その昔「叫ぶ詩人の会」のひとで、
ミュージシャンで、人生相談によくのってるひとで、
なんとなく中島らもさんを勝手に連想して
似たようなジャンルの方ねと一方的に思っていたのだけれど。

あの話はほんとうに名作すぎる。そう、しみじみ思います。