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坂本 和加

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2011/02/02 (水)
もしも信じられないことが起こった時のために。

ながく生きていると
ほんとうに 信じられないことが起こるものだから 
うれしいことも そうでないことも 
おなじくらいきっと 起こるものだから

ある晴れた日に そのときがやってきたら
百円玉を数枚にぎって コンビニへいこう
迷わずに冷えたビールを買い そのあとで
芝生の生えた 小高い丘の上で
それを 景気よくプシッと やろう

ある雨の日に そのときがやってきたら 
すみやかにエプロンをして 台所に立とう
いつもの ティファールの圧力鍋で
とても手際よく ブイヨンをつくろう

そのときがやってきたら
その 信じられない できごとなんかに
これまでの日々で 積み重ねた たいせつを 
やすやすと 乗っ取られたりしないために

そのときがやってきたら
ほっぺたをつねる なんて
ナンセンスなことを よすために

ぼくは これを記す



  1. コニシトシユキ より:

    どうも。コニシです。PINK展、来てもらってありがとうございます!なんだか、へんてこなやりとりになったのと、その後、話そうと思ってたのに、そのまま会えなかったので、なんとなく、申し訳ない気持ちになったのに、なぜかメールアドレスがわからなかったので、こうしてコメントを入れてみました。コバヤシという名前が坂本さんが言ったときに、なぜか、小林武史をイメージして・・・え?小林さんと仕事した時の女性?と思って・・なんだかわからなくなったのですね。ははは。というわけで、また、飲みましょう。

  2. sakamoto より:

    うわあ! コニタンさんが、こんなところに・・・!!!
    すみません、いまごろ気づいちゃって。ああ、そういう訳だったんですね。
    やっと意味がわかりました。

    たしかにへんでした。あの日のコニタンさんは。