お金には、タネがある。
ということをきいたのは祖母からだった。

たとえばお財布を新しくしたとき。
お金のタネが、必要になる。（空っぽは、何も生まない）
お金のタネは、人にもらう。（できれば家族以外がよい）
だから、たくさんのお金を実らせる大樹になりそうな、
りっぱなタネをしっかり選ばなければ！
などと、思ってはいけない。
ヨコシマな心は、お金の成長をさまたげる。
だってお金持ち＝幸せな成功者とは、限らないから。

いくつかの財布を過去に新調してきた経験から思うのは、
実は、お金のタネは、だれにもらっても
さほど変わりないのではないか、ということ。
要は、育てる人に、よるらしい。
たいせつに育てすぎて、世間知らずも困る。
けれど、ほっぽらかしも、よろしくない。

しかし、わたしは。
お金にタネがあるからにはやはり
目には見えないシカケのようなものが
あるのではないかと、長らく思っている。

みなさま、どうぞ、お金とはよいご縁を。