ふたりでブランコをこいでいたら、 「むかし あたしこれ すごいこわかった」と言われた。 そういえば、そうだったのだ。
いま3才の彼女が、1才半だったの時の記憶をもっているのと、 おとなのわたしが、1年半前の記憶をもっているのは、 案外、同じ事なのかもしれない。
「それでね おなかにいたときはね・・・」。
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