身内に小さい子供を持つ親がいると
しばしば「かわいいの押し売り」に会う。
この間は、土曜日の朝。
珍しく用事もなく、寝坊を決め込んでいた日のこと。
ベッドから遠いところに置いてある電話が鳴って、
声の主は甥っ子で、「おたんじょうびおめでとー」。
姉いわく、それをわざわざ言いたいんだって甥っ子がいうのよ、
「ねえ、かわいいでしょう?」。
そんなこと知るか、とは言えずに電話を切る。
時計を見る。なんだ、まだ7時じゃないか。
それに誕生日は昨日です。
こちらは寝起きなんだから。もう。ほんとうに。
うれしくなくはないのだが、あのう〜・・・
「かわいい」は間に合ってます!