坂本和加や岩田純平（敬称略）がいた「一倉クラス」を開いたのは・・・
かれこれ１６年も前のこと、２００１年という年だった。
そのときも「プロ限定」の専門コースだったけれど。
当時の彼らには申し訳ないことに「コピーライターにコピーを教えるのは
むずかしい」と痛感した。自分が教育者に向いてないな、とも思った。
「どうしたら、いいコピーを書けるようになるか」を知りたい彼らに
結局のところ「自分の中から引き出せ」を言っていた気がする。

いまも、言えること、言いたいことは変わらない。
けれど、もう一度だけ、特別な「クラス」を開くことにした。
第一線に立つ、現役のコピーライターたちを対象に。
広告の現状を分析・研究して、いま、コピーに何ができるか、を
考えるために。だから・・・「一倉広告研究室」。
これからの広告、コピーを、もっと元気にしてもらいたい。
むずかしいけれど、そのむずかしさを考えてみたい。
長年の経験は語るだろうけれど、昔はよかったは言わない（つもり）。

いま、コピーの「旗」を立てよう、が、テーマです。
きみがきみの、あなたがあなたの「仕事」で。


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