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一倉 宏

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2013/07/29 (月)
LINE の社長 森川亮さんと

筑波大学の同窓生ということで対談しました。
詳しくは、9月末の出版をもって公開、なんですけど。

私は一期生で卒論は万葉集、森川さんは情報工学。
たとえば、入学当初から日本文学を専攻と決めていた私にさえ
基礎科目の「情報処理」でコンピュータに触れる機会がありました。

「筑波」という体験のおもしろさ。
今年、開学40周年を迎えることになりました。
ここは、やっぱり「新構想大学」として国会に新法案を提出され、
物議をかもしたうえに生まれただけの、ユニークさがあります。
それが、筑波大学のアイデンティティーのはずです。

学際。
国際。
開かれた。
多様性。
情報・宇宙・ロボット。
さらに、体育・芸術専攻をもつ全人間性。

夏の筑波は、緑濃く、蝉の声が騒がしいほどでした。
ゆったりと、ゆるいほどの、独自の時が流れ。

経済合理性=グローバリズムという名の
画一化=生きづらさが席巻するなか。

筑波大学は、いちばん「変わった」大学であってほしい。
つまり「開かれた」「多様性」「可能性」を育む
牧場でありつづけてほしいと願っています。