先日のDJイベント「サンデーマチコ」(新宿 BE WAVE )にて。
曲をかけながらのリーディング、という試みをしました。
音源の操作も自前で、やや手惑いましたが、なんとかうまくいったかな。
その一部、こんな感じです。
♪ Sly & The Family Stone「Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)」
に当てて、以下朗読。つづけて、村上ゆき「きみの歌( Your Song 訳詞 )」。
君のために 僕のかわりに
もしも 君が ひどく落ち込んだときには
サイモンとガーファンクルが ” Bridge over troubled water ”
” 逆巻く水を越えて 架ける橋に 僕はなろう ” という歌を
歌ってくれるから
たとえば 君が 失敗して湿っぽいときには
ボブ・ディランという詩人が ” Don’t think twice ”
” くよくよするなよ ” つまり ” 同じことを二度考えるな ” と
教えてくれるから
君のために 僕のかわりに
あるとき 君が 人生をとても重たく感じたとしたら
イーグルスというオジサンたちが ” Take it easy ”
” 気楽にいこうよ ” と カリフォルニアの太陽のように
微笑んでくれるから
もしかして 君が 不意に涙をこぼしたりしたら
あのエリック・クラプトンが ” No reason to cry ”
” 泣くべき理由はない ” という名の アルバムで
なぐさめてくれるから
いいかい 君が 不安でしかたないときにも
あのビートルズが ” Let it be ” を 歌ってくれる
” あるがままに なるがままに ” と やさしく
君のすべてを 肯定してくれるから
君のために 僕のかわりに
いつだって ひとりでいるときの 君が心配だ
J・D・サウザーというシンガーが ” You are only lonely ”
” 君はただ さびしいだけなんだ ” と 肩をたたくように
歌いかけるだろう
またあるとき 君が 人生を思い通りにならないと思ったら
” Que sela sela, whatever will be, will be ”
” あらゆることは なるようになるだけ ” と
歌う歌もあるし
それでも 君が 孤独を感じてしまう夜には
まだ子どもだったマイケル・ジャクソンが ” I’ll be there ”
” いつでも君のそばにいるよ ” と 心をこめて
歌ってくれるから
君のために 僕のかわりに
わかってほしい 僕がどんなに 君のことを考えているか
エルトン・ジョンが歌う ” Your song ” のように
それはぜんぶ 君に捧げる 僕の歌
君のために 僕のかわりに
それらはぜんぶ 君に捧げる 僕の歌